【書評】『ヤンキー記者、南米を行く』吉永拓哉・著

2009/10/10

■“異色記者”の南米修行体験記
元暴走族副総長で、少年院生活を送った著者は、父親の命令により、なぜか“南米武者修行の旅”に出たのだという。
エクアドルのバナナ農園やアマゾンでの過酷な労働、そして階級差別という現実。
南米の地で出会った日本人移住者や、貧民街で暮らす友人たちから学んだ大切なこと…。
そんな経験をつづったノンフィクションだ。
著者は2004年にブラジルの永住権を取得し、現地の日本語新聞『サンパウロ新聞』記者になった。
現在は福岡支局長を務めるかたわら、若者のブラジル留学を支援する「NPOチャレンジブラジル」や
少年院出院者をサポートする「セカンドチャンス!」のメンバーとして活動している。(1470円、扶桑社)
http://www.business-i.jp/news/culture-page/news/200910100004a.nwc


これでダメなのか
暴走族副総長なのに
死ねや