カキバラ1号「1ケース100個とかいいかげんにしやがれってんだ。

ただでさえ活躍の場が限られてる俺っちは手前らが眠りこけてる間に
せっせと仕事してやってんだよ?

週が変わって新しい柿が入荷したってんで頑張ってバラし作業に勤しんでたら
『うわー、このクソが売る柿バラしやがって』とか持ち主に舌打ちされて
そのまま市場に1狐ぽで投げ売りされても笑って耐えてんだこちとらよぉ。

ケースの入り数が100とかになりゃ皆が皆、ケース回収センターに
行っちまうだろうがこのスカポンタン。

俺達の既得権益っつーもんはいったいどーなってんだよぉ・・・」