うんうん そそ。
逆説的ですが、官営にしたほうがスッキリする部分は存在する。
なぜなら、政府が管理・運営する行政機関の一つになれば、違憲立法
審査権が適用可能だからね。また、おいそれとタイーホに繋がる様な
違法なカキコも減るに違いない。でも、そうなったら廃れるかも〜w

インサイダーと内部告発・リークのボーダーも定かではないし。
公務員の守秘義務との絡みも出てくる。しかし、余剰公務員の
大規模な仕事場を正当な形で確保することになるかも知れない。

日本は情報管理が伝統的に弱い。個人・企業・国家、レベルに
係わらず弱い。ネット社会の進展に伴い、SOX法、プライバシー
マーク等、徐々に浸透しつつあるが、法の欠缺、企業のコンプ
ライアンス欠如等が、一般市民をそこかしこで喰いモノにしている。

こんな現状に、我々はもっと怒って良い。ご承知の通り、精神的自由
と経済的自由はダブルスタンダード。無論、前者が優先される。

本来、体制から自由で闊達な表現の場であるべき所が、非民主的手法
で規制される。著作権留保を余儀なくされる。こういった基本的人権
の制限を政府に担保してもらうという発想はなんと皮肉なことであろう。

しかし、今や現実的な時期に来ているのかも知れない。
我々は、オーウェルの小説「1986」の中に出てくる絶対的権力者「ビッグ
ブラザー」を恐れるあまり、インターネットを過保護に育て過ぎたのかも
知れない。否、ネット自体が自我を持つことになろう未来像には、誰もが
懐疑的であるし、一部のリベラルなインテリでさえビビッドなビジョンが
得られずに藻掻いている。

結局、オーウェンのビッグブラザーが、死すべき定めの人を超えた存在である
可能性を示唆する者はあっても、未だ誰一人として確証を得られない状態だ。

をっと、話しが膨らみすぎた。スマソ