ビール瓶はビールを光から守るために茶色などに着色されています。
この瓶が透明だと、当然ビールの成分が変化して…変な匂いがするようになります。
そこで問題。ビールが光にさらされた結果漂う匂いは、一体どんな匂いでしょうか?
正解は 「スカンクのおなら」 ビール中に含まれるホップの成分の一部は、青〜紫外線の光を
浴びると、独特の匂いを発するようになります。これはいわゆる「日光臭」と呼ばれるもので、
スカンクのおならやタヌキの糞と同じような臭いです。一度実験してみてはいかがでしょうか?
多くのビールが茶色や緑色に着色されているのはもちろんこれを防ぐためですが、瓶が透明なメキシコのコロナビールは
この日光臭の発生自体を防ぐための処理がされています。コロナビールにレモンを入れる習慣は、この日光臭が微かに残ったものを紛らわすため…という説もあります。