Jimが実権を握ってまとめブログを禁止してから、大衆迎合の象徴であるネトウヨが消え、
普通の掲示板になりつつある。
煽り(わざと頭の悪いレスをする連中)が消え去ったのである。
西村が作り上げた反知性主義(成績が悪い暇な人間が威張る風潮)が崩壊したのだ。

まとめブログが流行る前はAMNというネットゴロが愚にも付かないライフハックで
検索エンジンを支配していた。 ライフハックは自己啓発書と同じ文脈であり、虚偽的な啓蒙主義であり、
蒙が啓かれるというよりは、AMN御用達のアルファブロガーに帰依して盲いるためのものだから、
(つまり実用性がないので)まとめブログの大衆的な有用性の方が選択されたのは自然だった。

グーグルは零細のSEOをことごとく圧殺し、それはいいのだが、大手サイトが連合し、
似たようなブログが上位を埋め尽くすことを促す。検索結果は一色に染まることになる。それがグーグルの力学なのだ。

西村はまとめブログからのアクセス流入を歓迎していたが、2ちゃんねるの影響力が圧倒的になりすぎて、
工作の舞台となってしまった。そういう工作も西村の想定の範囲内であり、
むしろネット世論を牛耳れると思っていたのだろうが、
Jimになってからネトウヨが激減したのが誰の目にも明らかなので、
西村の情報操作を嫌忌するムードが流れるのは当然である。

●が流出した際に、クレカの個人情報と書き込みが紐付けられていたが、
匿名掲示板という理念が真っ赤な嘘だとだんだんわかってきたのだ。