>>772
米国黒人が大きく期待していたパリ講和会議における日本の「人種差別撤廃提案」が、
賛成多数であったにもかかわらず、議長裁定(米国大統領ウッドロウ・ウィルソン)により
法案が成立しなかったことに失望して全米各地で紛争が起こった

「人種平等や民族自決の原則を講和会議が支持しなかったことにいらだち、
あからさまに不法で差別的な政策を前にして自国の政府が意図的に無作為であったことに怒って、
アメリカの多数の黒人が完全な市民権を要求することを決意した。
この決意は特に黒人帰還兵の間で強かった。

…その一方で、復活したクー・クラックス・クランの会員のような反対派の連中は、
平等の要求などは絶対に許さないと決意しており、
『生まれながらの白人キリスト教徒は
アメリカ国家と白人の優位を維持するために団結して統一行動をとる』という計画を公然と発表した。