●ユネスコの南京記憶遺産に登録された、中国政府が提出した「南京大虐殺に関する資料」11点は、すべて論破できる。
例えば、当時南京にいたマギー牧師が撮影した「マギーフィルム」というのがあるが、
それは南京城内の死体の様子だけを映したもので、
その死体がどういう原因で誰に(日本軍なのか中国軍なのか)殺害されたものか、などということは判明しない。
この程度のものを「記憶遺産」と言われてはたまらない。

第一級資料というのは、史学でいう「その時、その場で、誰が、どんな状況で」といったものが判明しているものを言う。

「南京軍事法廷が調査した犯罪の証拠」も記憶遺産として登録されている。
これは南京でも行われた軍事裁判の資料だが、これも証拠にならない。
なぜかというと、当時、米軍と中国軍が共同でどのような日本軍による残虐行為があったかを、南京市民に聴き取り調査をしたものである。