14 名前:名無しのひみつ[] 投稿日:2024/02/26(月) 00:07:35.47 ID:8tJrZwrj
 「超加工食品」を食べ過ぎている男性は、ほとんど食べない男性に比べ、大腸がんを発症するリスクが29%高いという研究結果を、米国のタフツ大学健康科学部などが発表した。

 「とくに動物性食品を含む超加工食品を食べ過ぎると、腸内細菌叢が変化し腸内環境が悪くなり、体内の炎症が促進されることが、がんの発症リスクを上昇させる一因となっている。」としている。
「超加工食品」を食べ過ぎている男性は大腸がんリスクが高い
 「超加工食品」を大量に食べている男性は、ほとんど食べない男性に比べ、大腸(結腸・直腸)がんを発症するリスクが29%高いことが、米国のタフツ大学とハーバード大学の研究で明らかになった。
 「大腸がんは、他の部位のがんに比べても、食事の影響を受けやすい可能性があります」と、タフツ大学栄養科学政策部のルー ワン氏は言う。
 「超加工食品は、しばしば食事の栄養の質の悪さと関連していますが、がんの発症リスクには、栄養の質の悪さ以外の要因が影響している可能性があります」としている。
 調査では、ソーセージ・ベーコン・ハムなどの加工肉を使った超加工食品をよく食べている人で、大腸がんのリスクがとくに高いことが示された。
 こうした動物性食品を食べ過ぎることで、腸内細菌叢が変化し腸内環境が悪くなり、体内の炎症が促進されるおそれがある。また、超加工食品に含まれる食品添加物や、熱処理によりできる物質なども潜在的に、がん発症を促進している可能性も考えられる。
超加工食品の多くは高カロリーで脂肪と塩分が多い
 米国糖尿病学会(ADA)によると、超加工食品とは「糖分や塩分、脂肪を多く含む加工済みの食品。硬化油・添加糖・香味料・乳化剤・保存料など添加物を加え、工業的な過程を経て作られる、常温で保存できたり、日持ちを良くしてある食品」のことだ。
 ▼清涼飲料や炭酸飲料、▼ポテトチップスなどのスナック菓子、▼菓子パン・総菜パン、▼カップ麺などのインスタント食品、▼ピザ・ホットドッグ、▼ケーキ・クッキー・ビスケット・パイ、▼ミルクシェイク・カスタード、▼ドーナツ・マフィン、▼アイスクリーム、▼ミートボール・チキンナゲットなどが超加工食品だ。
 超加工食品の多くは高カロリーで、脂肪と塩分が多く含まれ、良質なタンパク質や食物繊維は少ない。超加工食品の過剰摂取により、高血圧・糖尿病・肥満などのリスクが上昇するという研究も発表されている