削除人の持つ”削除”という行為はそもそもそのような目的で行われるのでしょうか。
私は、掲示板の方向性を指し示し、板全体を本来あるべき方向へと導く舵取りの立場であると考えます。
”掲示板の方向性を指し示す”というのはガイドラインにもありますね。
しかし、現状これらの理想は満足に果たされているのでしょうか。

”削除人は削除するだけで板を導くことは出来ない”
”削除人は管理に直接介入することは出来ない”
”削除人の行動範囲外である板は潰れても仕方ない”
”削除人は上からの指導には逆らえない”
これらは、あくまで既存のルールに照らし合わせればどれも完璧なものでしょう。
その意味では>>54-61の方々は極めて優秀な削除人なのだと思います。
しかし、これらは何とも消極的で受身的な意見ではないでしょうか。

古くて改正されないガイドライン・ローカルルール、伝統、上からの指導・要請といったものに甘んじて、自分の頭で考えずに行動することは極めて愚かなことです。
その消極的かつ受身的で杓子定規な行動はそのまま日本の官僚に当てはまります。

削除人になろうというような立派な方は、2ちゃん全体を住み易いところにしよう、他人に誇れるような場所にしよう、というような理想を掲げているのだと思います。
それらの理想はどれくらい果たされているのでしょうか。
実際、>>54-61の意見を読んでも現状に不満を抱いている方がおられます。
にもかかわらず、そのような方々は不満・不条理をルール上”仕方ない”として諦めてしまっているように見えます。