まさに賛否両論の否の立場だな。
まあ、ほとんど否ばっかりだ、というのが実情だったりもするんだが(苦笑


重要度の問題として、2ちゃんでは「実際に問題になるかどうか」という点を
重視している、という事だね。実際に問題になる事が、第三者の目から見て明らかな場合に限ってのみ、
そういった主張でもっての削除は行われている。
当事者にとっては大問題でも、それが第三者(削除人、管理人等)からは確認できない場合、
削除が行われない場合が多い(もっとも、私生活情報に限ってはこの限りではない)。

快不快の問題で言うと、これははっきり言って不快になる人が多い方針ではあると思う。
自分の名前が、自分にはわかる形でWEBに載っているのに、対処してもらえないわけだから。
いかに実際の問題になる可能性が少ないとはいえね。
同姓同名の別人とはいえ、名前を連呼されたら気分はよくないw

だが、これは翻してみれば、個々人の快不快による判断を行わないという事で、
問題の本質に近づけるという利点も持っている方針だと、俺は個人的には思ってる。
個々人の快不快での削除というものを容易に行ってしまっていては、問題の本質に議論を
近づけていくという作業自体が行えない、行い辛くなってしまう。

そういう意味で、俺は賛の立場に近い位置(必ずしも全面的に肯定はできない)にいる。



まあ、そういうメリットの部分を失わせない方策が、現状の裁判を介しての方法以外に
何か存在するというのなら、現在の方針がある程度転換される可能性はあるんじゃないかと思うよ。
逆に言えば、メリットの部分がなくなってしまう方策は、裁判所からの命令以外でひろゆきが受け入れる事は無いと思う。