紛争の要点(請求の範囲)
@○月○日に原告は被告から、被告が運営する公開ネット上の利用権限
 (通称:まる(以下記号の●を用いる))を、○○円で購入する。
Aところが被告は、被告の宣伝内容に反し、原告に●を使用させず、●の利用権限を一方的に
停止したものである。
B原告は被告に対し、●の購入代金の返還を要求したが、被告は拒絶した。
C上記経緯により、原告は被告から●の購入代金を騙し取られたものであるので、ここに
原告は被告に対して●購入代金と同額の賠償金の支払いを要求するものである。

予想される争点と、原告からの反論
被告は●の利用権限停止は原告の不法行為(通称:荒らし行為)によるペナルティによるものだと
主張するであろうが、原告の荒らし行為は存在していない。
今まで被告は原告の不法行為はスレッドのマルチポスト(同一スレッドの複数乱立)によるものだと
主張していたが、原告がマルチポストを行った事実は無い。確かに原告は複数のスレッドを立てていたが
それはネット利用者としての当然の権利の行使であり、しかも被告が主張する同一スレッド乱立の事実は
無かったのであるから、被告の主張は虚偽であった。
被告は、●販売時に、スレッド削除ガイドラインに基づかなければスレッドの削除ならびに●利用権限の
停止は無いと説明しており、被告は同ガイドラインに基づかずに原告の●利用権限を不法に
奪ったのであるから、この時点で被告は原告に対して詐欺行為を行ったものである。