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【板名*】ハングル
【スレ名*】【条約は】日韓国交正常化の外交文書公開7【守れ】
【スレのURL*】http://society3.2ch.net/test/read.cgi/korea/1106116922/
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【本文*】↓


黒田勝弘の「韓国人の歴史観」(1999年発行)より  

「賠償か独立祝賀金か」
1965年の日韓国交正常化の際、謝罪と反省は公式にはどこにも見あたらない。
条約調印に際してもその形跡は無い。わずかに、1965年2月、条約妥結を目指して
訪韓した椎名悦三郎外相が、金甫空港での到着声明と基本条約仮調印後の李東
元外相との共同声明で「遺憾と深い反省」を表明している程度だ。(それでもこの事実
は意外と知られていない)。
 補償問題についてさえこんな裏話がある。韓国側は日韓国交正常化交渉に際し
日本に対する補償要求の根拠をめぐって苦心したというのである。これは交渉に加
わった経験のある金正廉・元大統領秘書官(駐日大使)が回顧録で明らかにしている。
 それによると「韓国は対日参戦国ではなかったため日本に賠償を要求する権利は
なかった」といい、対日請求権資金5億ドルの獲得においても「国際法的論理的に難
しさが多かった」という。
 しかし、結果的には「植民地支配を受けた多くの国は”独立祝賀金”の名目で賠償的
性格の資金を得るのが世界の慣例だった。その脈絡で我々も”独立祝賀金”を要求
する権利はあった」ということで、いわゆる対日請求権資金として5億ドルの提供を受
けたというのである。(中央日報1997年4月連載)