【依頼に関してのコメントなど】 どうやら、暫くお世話にならねばいけないみたいです。
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【板名*】 軍事板
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>464
ドーリットルの本土初空襲を契機に、陸軍省と参謀本部は、非軍事目標への攻撃に関わった敵搭乗員を戦争犯罪人として処罰する為、
1942年7月に「空襲軍律(案)」を制定し、防衛総司令官、内地各軍司令官、外地総軍司令官に実施を命じ、内地では防衛総司令部が、
「空襲時ノ敵航空機搭乗員ノ処遇ニ関スル軍律」を制定して、公布。
防衛総司令部が廃止され、第一総軍と第二総軍になると、第一総軍では、「第一総軍軍律」、「第一総軍軍律規程」を制定します
(第二もほぼ同じ)。

普通の裁判規程と違って、軍律会議では死刑を絞首刑一本に絞っていません。
これは戦地で裁判をする場合の即決性を重んじたからであり、普通の裁判では死刑に処するとしても、形式に則って絞首台など
を整えなければならないのに対し、「手軽」に執行出来る死刑形式を用いた訳です。

ちなみに、軍律会議と言うのは広義の軍法会議ですが、対象は日本人ではなく、原則的に外国人が対象でした。
でもって、戦地(国内もこの時代になると戦地扱い)では、立法手続きに則って公布された法律よりも、軍が必要に応じて公布した
軍律の方が優位に立ちます。
これは、国外占領地ではより一層顕著で、占領地では明確にその地を併合としない限り、占領軍に法律を公布する権利はありま
せんから、その代りに「軍律」と言うものを公布して代替したわけです。

>504
太平洋戦争末期の豪州軍相手ならあったかもしれませんね。
空戦自体生起するのが稀ですが。

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