病院5階の床下から白骨、4年前の不明患者か…香川県
 10日午前4時50分ごろ、香川県丸亀市柞原町、三船病院(三船和史院長)の
第10病棟5階の床下に、白骨化した遺体があるのを、配管の水漏れを調べていた
病院職員の男性が見つけた。
 丸亀署や病院によると、遺体のそばに患者の名前が書かれたスリッパが落ちてい
たことなどから、同病院に入院し、2002年6月に行方が分からなくなっていた
女性患者(当時63歳)とみて、同署が身元を調べている。
 5階廊下には、床下(高さ約70センチ)につながる鉄製のふた(60センチ四
方、重さ約4キロ)があり、現在はビスで固定されているが、女性の行方がわから
なくなった当時は手で開け閉めできたという。同署は、自ら中に潜り込んだのでは
ないかとみている。