周囲は雪が吹き荒れ、夜だというのにぼんやりと薄明るい。
観光で此処に来たのなら、まさしく幻想的、とでも言うのだろうが…
そんな詩的な気分にはなれない。
ロクに食事さえできないのでは、なおさらだ。
罵りながら、私は暗視装置のついた砲隊鏡(小型の潜望鏡の様な形の双眼鏡)を取り上げた。
横には、中身の詰まったままの缶詰が開け放された状態で放置されている。
(…構うものか)
中身は凍り付いてしまっている。食えたものではないし、無理に食うべきでもない。
戦闘中に腹痛と下痢にかかるよりは、空きっ腹をかかえていたほうが幾分かマシだ。
SS書くのってホント久し振りだ…
サウンドノベルの文章なら多少書いたけど…
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