(軍事板)只今昭和15年 予期される日米戦を語ろう

http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/army/1166796669/

1 :名無し三等兵 :2006/12/22(金) 23:11:09 ID:WK2SxRGc
太平洋波高し。もし日米戦わば?
われらの陸海軍はいかに戦うのか?
戦争の行方は?

連合艦隊は米国太平洋艦隊を藻屑と砕けるか?
日米未来戦を語ろう。
ジャパン・ハンドラーズと国際金融情報 : アメリカは数年戦えるだけの石油は日本に輸出した
http://amesei.exblog.jp/3628400
1941年7月にアメリカは本格的な禁輸処置に出てきました。

 「日本船舶のパナマ運河通過を禁止し、日本の在米資産を凍結し、石油製品、
鉄鋼、金属類の日本への輸出を完全に禁止した。これらの諸制裁が、日本の
軍事政権を激怒させることは間違いなかった。」p.227

 アメリカは日本の反応を読んでいます。
 で、その読みがどの程度のものか。

 「経済制裁の強化により石油を積載できなくなった日本のタンカーは、カリフォ
ルニアの精油所から本国に向け引き揚げた。
 しかし、日本には石油がないわけではなかった。前年の1年間にわたる石油の
禁輸政策では、ホワイトハウスが、石油の輸出を許可したので、日本は艦船を運
航するのに十分な燃料を入手することができた。石油の備蓄の大半は瀬戸内海
に臨む徳山海軍燃料廠に蓄えられた。
 アメリカはまったく意図的に日本を、戦うには十分だが勝利を収めるには足りな
い燃料しか保有させなかった。日本にとって残る手段は一つしかなく、つまりそれ
は武力に訴えて石油を入手することだった。」p.228

 すべてアメリカのシナリオでした。
 日本軍をして、真珠湾攻撃をさせるための石油戦略です。
 石油量から日本軍が暴発する時間を割り出しています。

 「1941年、日本の平時の使用量として年間350万トンの石油が必要で、その
内訳は海軍に200万トン、陸軍に50万トン、民間に100万トンが割り当てられた。
マクソン大尉によると、1941年7月の時点で、日本は平和時であれば2年分に相
当する700万トンの石油を保有していた。
 それはアメリカが考え出した(対日戦実施の)時刻表であった。1943年、日本の石
油備蓄量が底をつく時、アメリカの軍需生産は本格的に稼動しており、アメリカは攻
撃作戦をとることができるという計算である。」p.228

 さすがに石油を土台に帝国を築いているアメリカならでは、です。
 ここまで計算していました。
 戦うことはできるが、勝利はできないだけの石油量を日本に渡せ、と。