【板名*】漫画サロン
【スレ名*】 名門!第三野球部連載中 背番号1
【スレのURL*】 http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1175694926/
【名前欄】代打あらすじ2/2
【メール欄】sage
【本文 】
(国語の教科書にもでてこねーよーなダセー台詞はきやがって)
と内心思っている桑本ですが、打席に入ると、バットを短く持ち、ミート狙いのバッティングをしてきました。
顔つきも変わっています。なんとか塁にでようと必死の形相です。
しかし、あすなろはため息をつき、ひょこひょこと打席に近づいてきます。
「桑本さん、忘れたんですか?」
桑本のバットを指差し、
「バットを持つ位置がちがってますよ!!」



「ク・・ク・・
 ククク・・・・ククク
 そうだったよなチビ・・・・
 すっかり忘れていたっぺよ。
 よく考えたらこれはチームが勝つための握りの位置だ。
 だがよ・・・
 おめーとの勝負に勝つための握りは・・・
 
 たしか・・・・

 たしか、こんくらいだったよな?」

桑本は怪しげな笑みを浮かべ、バットを思い切り長く握りなおしました!!


桑本を一言でその気にさせたことに指宿は驚きます。
もう勝手にしやがれと海堂は嬉しそうに呆れます。

(チビ・・・おめーにひとつ教わったぜ。
 なんて嬉しい奴なんだおめーってやつは!ワクワクしてくるっぺよ!!
 望みどおり全力勝負だ!!)

                       第十六話「勝利への執着心」