長文ですが、お願いします。
【板名*】女向ゲー一般
【スレ名*】選択肢を選んで1000レス目でED 2
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【名前欄】421
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【本文*】↓
B「チハルは私のぬいぐるみなの」

私が説明をしようとすると、チハルは一郎君と修二君の前に出た。
そして二人を指差しながら、驚いたように目を見開く。
「おんなじ顔がふたつ! ねえ、ねえ見てよ。ヘンだよ愛菜ちゃん」
「チハル、そんなこと言っちゃ駄目よ。あはは、ご、ごめんね……」

「………」
「俺の方がイケてるって!」
一郎君と修二君はそれぞれ別の反応をみせる。
チハルの登場で、その場の張り詰めた緊張感はどこかへいってしまったようだ。

(とりあえずチハルのおかげで場が和んだみたい。……助かったよ)

隆は物珍しそうに、チハルを上から下まで眺めている。
「ていうか、なんで人の姿になってんだ? あの熊のぬいぐるみなんだろ? お前」
「お話できるし、こっちの方がいいでしょ」
チハルはその場でクルクルまわりながら答えた。
「いいとか、悪いとかじゃないって。ぬいぐるみが人になるなんておかしいだろ?」
「でも、隆の大好きな愛菜ちゃんも喜んでくれたよ」
「だーっ。わ、わかったから…お前はもう何もしゃべるな!」
顔を真っ赤にさせながら、隆はチハルの口を手で押さえた。

(誤解を解くためにも、隆が敵じゃない事とチハルの事を説明しなきゃ)
私はおとといの出来事と、チハルが人の姿になった経緯を簡単に話した。

「興味深いな。その精霊は力をつけ始めているのか」
一郎君はチハルを見ながら腕を組んだ。
「湯野宮が敵じゃないのかよ……」
修二君は「だまされたー」と叫んでいる。

キーンコーンカーンコーン。
学校中にHR開始のチャイムが鳴り響く。
冷静になって周囲を見回すと、すでに私達だけになっていた。

どうしよう?
@このまま話を続ける
A走って教室に行く
B今度また話の続きがしたいと提案する