脳科学の分野には、「脳は主語を理解できない」という説があるそうです。

「脳の仕組み」として、自分が口にしたすべての言葉を、「自分のこと」として受け入れようとするため、「他人に向けた悪口」であっても、「自分に向けた悪口」としてとらえてしまうのだそうです。

 ということは、人の悪口を言えば言うほど、自己嫌悪に陥ることになります。「○○さんが悪い」「○○さんはひどい人だ!」と非難したり、悪口を声に出すことは、「自分自身を非難している」のと同じこととして、脳はとらえるのです。

 一流の人の「共通点」は、人の「悪口」を絶対に言わないことです。

 悪口やネガティブな言葉は、自分の脳にもネガティブなメッセージを伝えてしまいます。