サイバー攻撃、長期化懸念 ロシアのハッカー、インフラ標的
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022091000328&g=eco

ロシアのハッカー集団「キルネット」によるとみられる日本へのサイバー攻撃が相次いでいる。
日本のウクライナ支援に反発し、政府系サイトのほか、東京メトロや名古屋港といった交通インフラを標的とした。
日本への「宣戦布告」もしており、攻撃の長期化が懸念される。

キルネットは通信アプリ「テレグラム」上で攻撃対象などの情報を発信している。
日本の行政情報のポータルサイト「e―Gov(イーガブ)」などが6日夕に閲覧できなくなり、キルネットが犯行声明を出した。
大量のデータを送り付けて障害を発生させる「DDoS攻撃」とみられる。
これを手始めにJCBやミクシィ、ニコニコ動画なども攻撃。
翌7日には日本政府に宣戦布告するとの動画を投稿した。

その後も東京メトロ、ネット掲示板「5ちゃんねる」が狙われた。
キルネットには、日本の金融機関や航空会社などへの攻撃を求める投稿も閲覧者から寄せられている。