■不二越経営企画部、県出身者採用「抑制せず」

不二越は来年春、大学と大学院卒、短大、高卒を合わせて今春より22人多い166人の採用を計画している。
同社経営企画部は「採用は人物本位。富山の出身者の採用を抑えるということではない」とした。
現在、社員約3千人の多くは富山県出身者で占めるという。

北日本新聞は本間氏の発言の真意について取材を申し入れたが、同経営企画部は「コメントを控えたい」とした。

◆本間会長の会見発言要旨(抜粋)◆

不二越は2020年に(売上高)4千億円を目指しており、うち約4割をロボットで担おうとしている。
大きな飛躍を狙う中で必要なのは、ソフトウエアの人間だ。特に不二越は機械メーカーのイメージが強く、
富山にはまず来ない。富山で生まれて幼稚園、小学校、中学校、高校、不二越。これは駄目です、駄目です。変わらない。

ことしも75名ぐらい採ったが、富山で生まれて地方の大学に行ったとしても、私は極力採らないです。学卒ですよ。
地方で生まれて、地方の大学もしくは富山大学に来た人は採ります。しかし、富山で生まれて地方の大学へ行った人でも極力採りません。
なぜか。閉鎖された考え方が非常に強いです。偏見かも分からないけど強いです。

閉鎖的な考え方が強いです。いや優秀な人は多いですよ、富山の人には。だけど私の何十年、
40年くらいの会社に入ってからの印象は、そういう印象が強いです。ですから全国から集めます。
ただしワーカーは富山から採ります。

■公正とは言い難い

富山中央法律事務所の丸山哲司弁護士の話 出身地を採用の判断基準の一つにするのは公正とは言い難く、
就職差別に繋がる 続く ※全文はソース先で

■トップとして不見識 

北日本新聞 2017年07月13日
http://webun.jp/item/7383275