福島原発刑事訴訟支援団|東電刑事裁判の判決全文を掲載します!
https://shien-dan.org/decision-full-text/
>以上に概観したとおり、原子炉の設置、運転に関しては、原子炉の危険性に鑑み、法令上、その設置等に許可を必要とし、
>設置後も一定の基準の維持が求められていたことに加え、政府には原子力に関する安全性確保のための専門機関が設けられ、
>各機関において原子炉の安全性確保ための規制や指針等の策定、これらに基づく原子力事業者の監督、審査が行われるなど、
>その安全性確保は国にとって重要事項として位置付けられていた。そして、原子力事業者には、法令上の義務又は自主的な
>対策として、国の示す安全性確保のための指針等に従い、日頃から新しい技術や知見に関する情報の収集及び分析を
>行うとともに、必要に応じてこれらを安全対策の基礎として取り入れることによって、原子炉による災害のリスクを
>常に最大限低減したレベルでの安全性確保が求められていたといえる。

この判決を書いた人はこの10年ほど世間から隔絶されていたんですかお?
「原子炉による災害のリスクを常に最大限低減したレベルでの安全性確保」とは一体どういう意味ですかお?
「電力会社が金儲けをするのを妨げない限りにおいてリスクを最大限低減」という意味でないと、実態に即していないと思いますお
( ^ω^)

電事連が原子力防災強化に異論 安全委に、昨年1月('12.3.27 共同通信:リンク切れ)
http://www.47news.jp/CN/201203/CN2012032701002963.html
>防災対策重点地域は原発の半径8〜10キロだが、文書では、重点地域を半径30キロ圏とした場合、対象となる住民は平均で
> 54万8千人との推計値を示し、「安全対策交付金などの増額要求となる」「県庁所在市が入った場合、その発言力は
>忌避しがたく、大きな混乱を招く」と指摘。

原発設計「想定悪かった」原子力安全委員長('11.3.16 YOMIURI ONLINE:リンク切れ)
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866921/news/20110322-OYT1T00865.htm
>班目氏は2007年2月の中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)運転差し止め訴訟の静岡地裁での証人尋問で、
>非常用発電機や制御棒など重要機器が複数同時に機能喪失することまで想定していない理由を問われ、
>「割り切った考え。すべてを考慮すると設計ができなくなる」と述べていた。

原発新基準 規制委ヒアリング 電力会社が対策“値切る” 福島事故並み「想定必要ない」('13.1.27 しんぶん赤旗)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2013-01-27/2013012701_02_1.html
>水素爆発防止のため、原子炉建屋への水素放出量を福島第1原発事故並みに想定するよう求めているのに対し、対策は
>実施しているのだから「想定する必要がない」と表明しました。また、福島第1原発で起きた全電源喪失の対策について
>「設計基準に含めないで」と要求。理由を問われた電力側は「工事が大規模になり、時間がかかる」と述べました。
BBR-MD5:CoPiPe-eac7c9b447444d9190e3f4d809dcb05c(NEW)
BBS_COPIPE=Lv:0
PID: 750
[0.122363 sec.]
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