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うつ病の根本にあるのは「発達障害」かも。当事者が語る二次障害との付き合い方と防ぐ手立て
前回、発達障害の特性や生活の中で起こる困りごとをお伝えしましたが、発達障害でいちばん注意すべき問題は、特性による“生きづらさ”から来る「二次障害」です。これまで取材した発達障害当事者の9割が、うつ病をはじめとする何らかの精神疾患を併発していました。

それが原因で働けなくなり、休職したり転職を繰り返したりしている方が多くいます。当事者の中には、発達障害そのものより、二次障害で苦しんでいる人がいるのです。

今回は、その二次障害を未然に防ぐ手立てと、併発してからの改善策を筆者(姫野 桂)の経験談を踏まえて紹介します。
多くの当事者が発症する精神疾患

多くの当事者が発症する精神疾患
先述の通り、これまで取材した発達障害当事者の多くが、うつ病や適応障害、不安障害や双極性障害などの精神疾患を併発していました。特に多かったのがうつ病です。発達障害の特性で仕事がうまくいかないことから患った方が大半でした。

筆者自身も双極性障害II型(軽躁病と抑うつを繰り返す障害)と不安障害、摂食障害、睡眠障害を併発しています。実のところ、発達障害と診断されたのは、この二次障害でクリニックを受診したのがきっかけでした。

30歳の頃、仕事による極度のストレスから4日間も眠れなくなり、クリニックを受診したところ、根本には発達障害があったのです。
多くの当事者が発症する精神疾患
当時、発達障害の取材をしながら、「自分にも当てはまる点が多い。もしかしたら……」と思っていました。そこで、発達障害の検査も同時に行った結果、ADHDと算数LDがあることが判明したのです。

大人になって発達障害と診断される場合、こういったケースはよくあります。もし、精神疾患でクリニックや病院を受診される際は、発達障害の可能性についても相談してみることをお勧めします。
自分の凸凹を知ることで二次障害を防ぐ

二次障害を発症しないためにはまず、発達障害の診断を早めに受けて自分の得意なことと不得意なことを知ることが大切です。つまり、障害を受け入れる必要があるということです。
自分の凸凹を知ることで二次障害を防ぐ
発達障害と診断された人は、「自分の生きづらさの原因がわかってスッキリした」という人と「自分は障害者だったのか」とショックを受ける人の主に2パターンがあります。筆者は原因が判明しスッキリした派だったのですが、ショックを受けた人が障害を受容するには少し時間がかかるかもしれません。

でも、障害を受け入れて自分の得意・不得意がわかれば、得意な分野の仕事を選んだり、不得意なことをライフハックに頼ったりすることで二次障害を発症しづらくなります。


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