くどいが各手法での入力方法は、
A. 線をペンで
B. 線をペンまたはマウスで
C. 点をクリック、またはキーボード
D. キーボードで数値入力
線を入力するのなら手技が必要だが、点なら精度は甘くてよく、
キーボードなら精度なんて要らない、という話。

絵の場合はアナログで教育方法は確立されていて、「描く」が基本だ。
デジタル化でA→Bのアプローチを取るなら「描いてデジタルに慣れろ」であり、やはり「描く」が基本だ。
ここまではいい。
しかしD→C→Bのアプローチや、最初からBもあるはずだ。
この場合、既に言ったが「ブレ線補正」ありきでの話になり、
「ブレ線補正」機能でカバー出来る範囲の鍛錬にかける時間は無駄だということになる。
これに対しては既に「ブレ線補正では結局精度が足りない」と指摘されているが、これも実は、A→Bの発想であり、
D→C→Bの発想をするなら、「それはブレ線補正機能がショボイからだ。ブレ線補正機能の方の精度を上げろ」となる。

ここについては発想の転換というか開き直りが必要で、わたモテではないけど、
「俺がイイ絵を描けないのは、全部ソフトが悪い」
で、ソフト側に出来る限り責任転嫁してみればいい。そして
・ブレ線 →ブレ線補正の機能が甘い
・ブレ線補正だと思うように線が引けない →ブレ線補正のアルゴリズムがショボイ。複数から選ばせろ
・塗りではみ出す →デジタルではみ出すとかありえん。自動クリッピングしろ
等、要はアナログでは「手技」が必要だったとされる物を全部ソフト側に転嫁していって、
最終的に何が残るか?という事。どうしてもこれだけは「手技」がないと無理なのは何か?
俺はこれは結局、何も無いと思ってる。だから「時間で代替出来る」という意見になる。
(勿論ソフトのサポート無しでも描けるのが良いに決まってるが、それはこの際おいておいて)
(なおここで言ってるのはあくまで出力についてであって、
カワイイかどうかを判定するのは入力/理解段階であり、
これらはデジタルでもソフトにやらせる事は出来ないので、最終的に人間が判断するしかない。
よってこちらはデジタル時代でも鍛えるべきで、結果、アナログ時代に比べて出力→入力側に重点を移せ、という意見になる)