「出力」の訓練をしてないと出来ないのは、カワイイ絵を「描く」事だ。
逆に言えば、描かないのなら出力訓練がなくても出来るんだよ。
これには「夢見る1」がいいのを探してきてくれてるが、以下。(夢見るスレ54)
> 作り始めた時は全然上手くいかなくて、泥人形でしたよ。落ち込みました。
> https://area.autodesk.jp/case/technology-art/telyuka/

これに対して絵師が3Dモデルを作る場合、ありがちなのは逆に、
「この角度からなら究極にかわいく出来るが、別の角度から見たらクリーチャー」だ。
これには分かりやすい絵があったのだが、今探しても出てこない。
(たしか上目遣いの顔をかわいくチューニンクしたら鼻が尖って横顔がミッキーマウス化、みたいな)

つまり、絵師は何をどうすればカワイイか分かるし、それを描けるからこそ、3Dモデルにも描こうとする。
しかし、そもそも絵は2Dだから、3Dでそれがどうなのかはあまり問題にしてない。
結果、別角度から見たらさほどかわいくない、ってのがよくある。

逆に、絵を描けない人達は「顔には目と口と鼻と耳がある」程度からの出発になる。
当然最初は泥人形であり埴輪だが、パラメータ化されてれば、福笑いや大きさや角度を変えたりしてトライアンドエラーでもそこそこ進める。
それをやったのが上記のテルユカだと思うよ。
「入力」さえあれば、つまり「カワイイかどうか」さえ分かれば、FaceBookの原型のFashMash同様、
パラメータ変えた2つのモデルを画面に示し、ひたすらどちらがカワイイかを人力で判断、
パラメータはその都度(山登りほど簡単ではないが)適切に振っていけば、いつかはそれなりのかわいさには辿り着ける。
ただしこれはラッキーで到達した頂であり、
絵師が目指してる「自分の中での究極のかわいさ」とは全く異なるものではあるけど。

一昔前に話題になった、「遺伝的アルゴリズムで最高にエッチな画像を作ろう!」に近い。
本当にパラメータだけで3Dモデルが作れるのなら、「VRoidで最高にかわいいモデルを作ろう」で
同様に試してもそこそこ行けるはず。
これは君の言う
> 人の手が十分に入っていないもの
だろ。人の判断は入りまくってるけど。