>>12
上手いですね

・ラフカラーみたいな全体のイメージをバーッと塗るヤツから描くべきでしょうか?

→@「カラーラフを見てダメっぽければ別の線画案を作るつもりがある」
のであればやった方がいいです

A「“その線画を最後まで描く”ともう決めている」
のであればカラーラフを作ることにそこまでこだわらなくてもいいです
(時間があるなら作った方がよいが)

イラストレーターは@、漫画家はAの路線で絵を描く人が相対的には多いと思います


・グリザイユの陰影塗りは白黒写真みたいに色相関係なく塗っちゃっていいんですかね?

→白黒写真のような単色相のモノクローム(グレースケールともいう)をまず作ってしまうのがグリザイユ画法です
「色相関係なく」の意味がよく分かりませんが、固有色に基づく明暗差は当然作っておかないとだめです
たとえば左の女の子の髪の色が設定上ダークブラウンである程度暗い色である、とかなら
それに応じて(たとえ明部であっても)暗い色にしておくのは当然です
赤とか青とか緑とかいった色相・彩度は最初は完全に無視して構いません


・レイヤーごとに色分けして別々にエアブラシオンリーで塗ってたから……

→たぶんいわゆる厚塗りでレイヤーをあまり分けないタイプのグリザイユ画法を今回想定しているのだと思いますが、
グリザイユ画法でも固有色や光影、あるいはパーツの奥行関係などに応じてレイヤーを分けておく人はいます