NTTコムの米国子会社,IPV6環境をオーブンソースコミュニティーに提供
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080715/310915/
NTTコミュニケーションズの米国子会社であるNTT Americaは2008年7月14日(現地時間),非営利公益企業の米Internet Systems Consortium(ISC)に同社のIPv6環境を提供したと発表した
(発表資料Press Releases)。
http://www.nttamerica.com/about/newsroom/press_releases/release.php?ID=122
 提供したIPv6環境は,Fルートネームサーバーの業務や,ISC DNSがホスティングしているkernel.org,Mozilla,FreeBSD,Internet Archiveなど
「Hosted@ISCプロジェクト」参加団体のドメインの管理などにも使われている。

 FreeBSD FoundationのRobert Watson代表は「われわれのOSがIPv6をサポートするのに
よい機会であり,IPv6への準備を進めるユーザーにとっても朗報だ」と述べた。

 ISCはIPv6対応のインターネット基盤と,IPv6をサポートした「BIND 9 DNS」や
「ISC DHCP 4」などのオープンソースソフトを提供する。さらにISCは,IANAとの協力のもと
IPv6によるアクセスを提供する最初のルートネームサーバーオペレーターの一つとなり,ユーザーは
IPv4同様にIPv6でもFルートサーバーのサービスを利用できるという。