>>388-389
今回2chは、IPv6での「インターネットへの接続性」を
L社さんから結果として無償で提供いただいているわけですが、
(既報の通り「共同実験」ということですね)
その「接続性」が「*すべての*IPv6インターネットへの接続性」なのかどうかは、
別に考えるべきことなんでしょう。きっと。

上のほうでリンクされていたJANOGの発表にもありましたが、
IPv6にはいわゆる「Tier 1プロバイダ」というのは現在、まだ存在していないようです。

つまり、これは裏を返すと、
「*最終的な*IPv6のフルルート(インターネットにおける有効な全ての経路情報を)を
誰が保持しているのか、そして、誰が提供してくれるのか、まだ決まっていない」
つまり、
「まだ誰も、全てのIPv6インターネットへの接続性を提供することはできない」
ということになるような気がしています。

# じゃ、今のIPv4でのインターネットではそれ、できてんのかよ、
# って言いたい人がいるかもしれませんが、
# それはここでは、とりあえず議論しないということで。

(続く)