今年3月以降に東京、九州の両国立博物館で約165万人の参観者を集めた奈良・興福寺の「阿修羅像」(8世紀、国宝)が17日、
同寺の仮金堂で公開された。普段は国宝館で展示されており、お堂での公開は112年ぶり。
阿修羅像はまゆを寄せ柔和ですがすがしい表情の本面と、唇をかみ険しい目をした脇面2面に、6本の手を持つ天平時代の傑作。
同寺に伝わる「八部衆立像」(8体)のうちの1体。
この日は午前7時半すぎから本尊の釈迦如来坐像の前に安置された阿修羅像のもとで、同寺の多川俊映貫首ら僧侶8人が法要を行い、
公開中の無事を祈願。9時からの開始を待つ参拝客が長い行列を作った。
八部衆立像と「十大弟子立像」(6体)の計14体が、11月23日まで興福寺で開かれる国宝特別公開「お堂でみる阿修羅」で展示される。
弥勒如来坐像(国宝)などを安置する北円堂も、照明施設を新たに整備して公開される。
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http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009101701000186.html
お帰りなさい、阿修羅像 112年ぶりにお堂で公開
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