いよいよ新学年が始まります。クラス替えや新しい友だちとの出会いに胸を踊らせている子どもたちがいる一方で、緊張や不安を抱えている子どもたちも少なくありません。一度でも勉強でつまずいたり、集団生活にうまくなじんだりすることができなかった経験のある子どもたちは尚更でしょう。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a4ad22e3d50b05877f69f0f434d2a730aba3f98b

そんな困りごとを抱えた子どもたちを支援しているのが、岐阜市にある一般社団法人ヒトノネです。「探究型学童保育ヒトノネ」「放課後等デイサービスみちな」「Imaru個別指導塾」「クリエイターズ・クラブ」の4つのサービスを展開し、発達障害傾向のある子どもも含めた、さまざまな子どもたちに、家でも学校でもないもう1つの「居場所」を提供しています。

なかでも特長的なのが、芸術や音楽といったクリエイティブ活動に力を入れているところです。防音室をはじめ、アートスペースや映像編集機器などを充実させ、子どもたちが「好きなこと」に情熱を注げるよう支援しています。

この記事では、そんなヒトノネの代表を務める篠田花子(しのだ・はなこ)さんに、困りごとを抱えた子どもたちの支援内容や、ヒトノネの活動に込めた思いについてお話を伺います。