西垣先生のファイルからこんなんでたわ

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XX/XX/XX


アンテファッカー・インジェクト

注射から人間に投与したスパイクプルテインにより遺伝子改変が行われ人間そのものが
殺傷ウィルスを散布する生体兵器と化した
適合する者は極めて低いため投与された後程の人間が幻覚幻聴による精神錯乱を惹き起こし
衰弱死する または投与から二時間から数日以内に脳内出血と大動脈瘤で死亡

製造者は生体兵器としては優秀なものの適合率の低さから効率が悪いと発言
しかし新たなる兵器を産み出すのに必要な資金調達するため予防注射との名目での製薬ビジネスを止める訳にはいかない

投与された人間に狂牛病特有の症状が視られるが
それを利用し通り魔殺人でもやらせて兵器として殺傷力のデータを収集するも
気休め程度だとか


船見製薬所長兼七森生物工学兵器プラント司令西垣奈々