藤井七段、タイトル獲得へ意欲 羽生九段も太鼓判
日刊スポーツ 5/12(日) 19:28配信

将棋の最年少プロ、藤井聡太七段(16)が12日、都内で行われたインターネットテレビ「AbemaTV」の対局企画「AbemaTVトーナメント」の収録に参加した。

初のタイトル獲得を数年以内で目指す意欲を示した。また、陸上男子100メートルで日本人2人目の9秒台をマークしたサニブラウン・ハキーム(20)についても触れた。

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藤井七段は収録後、一部の対局を解説した羽生善治九段(48)とともに、穏やかな表情で取材に応じた。
令和に入り、当面の具体的な目標について「タイトルと言いたいところですが」と前置きした上で「実力がなければ成し得ないことなので、まず実力をつけること」と挙げた。

タイトル獲得の目標時期を聞かれると「何年というのは難しい」と明言しなかったが「数年間で、しっかりとした実力をつけたいと思います」と、遠くない将来でのタイトル獲得に意欲を示した。
タイトル獲得の最年少記録は屋敷伸之九段(47)の18歳6カ月。
横で藤井の言葉を聞いていた羽生は「他にも強い人が出てきていて、どうなるか分かりませんが、朝日杯も連覇してますし、いつそういうこと(=タイトル獲得)になってもおかしくない」と、
早い段階でのタイトル獲得に太鼓判を押した。