少年や若者の場合、職探しもしやすいし、転校、進学など社会につながり直すきっかけをつかみやすい。

 中高年となると、ハードルは高くなる。「働いていなかった人が50代から急に職に就いても、
続けるのは難しい」と村上さん。ひきこもり期間が長期化するほど、社会に出る恐怖心は強くなる。
社会復帰には、ひきこもった歳月の倍以上の期間をかけ、ボランティア活動から仕事経験へと
段階的に支援していくことが不可欠という。

 サポートする親も高齢化する。最近は、継続的に相談に訪れていた親自身が介護の必要な
体調になり、解決しないまま退会したケースもある。村上さんは「いずれ、90歳の親が60歳の子を
養う『9060』も現実になる」と話す。
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