>>1 つづき

学校や仕事に行かず、家にこもって過ごす人を指して「ひきこもり」という言葉が使われ始めたのは、
平成が始まって間もない1990年代初頭のこと。98年に精神科医の斎藤環さんの著書「社会的ひきこもり
 終わらない思春期」がベストセラーとなり、一般的に知られるようになった。

 不登校とも結びつけ、若者特有の問題ととらえられる中、年月は過ぎ、ひきこもり状態から脱することが
できない人の中高年化は確実に進んだ。

 「このままでは、親の死後に残された子どもが困窮して孤独死したり、老衰した親が一家心中を
図ったりと、最悪の事態が相次ぎかねない」

 ひきこもり当事者の社会復帰支援を続けるNPO法人「青少年サポートセンターひまわりの会」
(福岡市博多区)の村上友利代表(74)は心配している。
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