自民党がさらなる窮地へ…? 川勝知事の後任選挙の「驚きの実態」
ps://news.yahoo.co.jp/articles/4b3c6559b6d4a26416354fa3e4760b60274f7fc8

与野党対決の選挙

 5月9日告示、26日投開票と短期決戦で行われる知事選を巡っては、4月18日に自民党が元副知事の大村慎一氏を、
立憲民主党と国民民主党が元浜松市長の鈴木康友氏を推薦する方針を固め、与野党対決の構図が決まった。

 自民党が実施した調査によると鈴木氏が39.9ポイントを獲得し、大村氏の29.3ポイントから10ポイント以上リード。

 立憲が実施した調査でも鈴木氏が28.2ポイントを獲得し、大村氏の20.9ポイントに対して差をつけている。

 調査結果を見て永田町関係者は「もともと衆議院議員や浜松市長を歴任してきた鈴木氏が知名度で優っている分、数字が良く出ているのだろう」と分析した。

 一般的に短期決戦で行われる選挙では、すでに地域に浸透している知名度の高い候補が有利となる。

 今回の発言があった当初、川勝氏は6月議会冒頭で辞職する意向を示していたが、「県政の空白を短くする」として辞表提出を4月10日に前倒し。

 その背景には、知事選の投開票までの期間を短くすることで、鈴木氏が有利になるよう取り計らったという事情もあったという。

 こうした舞台作りのために働きかけたとされているのが、浜松市に本社を置くスズキの相談役、鈴木修氏だ。

 「鈴木修氏は川勝氏や鈴木康友氏を支援してきており、自身の意中の人物が次の知事となるように調整したのだろう」と永田町関係者は語る。

 それに対して自民は大村氏側に付き、非自民として活動してきた川勝氏なきあとの知事の座奪還を目指す。

もし自民が「全敗」したら…

 急転直下の辞任劇から、5月投開票という短期決戦となった静岡県知事選。

 与野党対決となったことを受けて、4月28日投開票の衆院3補選に続いて、岸田政権の求心力や、与野党の力関係を測るバロメーターとしても機能することになりそうだ。

 もし、自民党が3補選で全敗を喫し、静岡県知事選でも敗れることとなれば、岸田政権にとっては大きな痛手となり、
国政運営や解散戦略、今年9月の自民党総裁選にも影響が生じ得るだろう。

 奇しくも静岡県は、自民党を揺るがす裏金問題において、安倍派座長として離党勧告を受けた塩谷立衆院議員のお膝元でもある。
BBR-MD5:19b27e028d59b06f87c277f16ed3b35c(370)
BBS_COPIPE=Lv:0
PID: 95526
Inq-ID: agr/877af90ee81f1f57
Proc: 0.287453 sec.
Rock54ed.