ハリガネムシの「ここがスゴイ!」/「雪玉の地球」に新説

カマキリやコオロギを操って川や池に飛び込ませてしまうハリガネムシ。なぜそんなことができるのか、カギは遺伝子にありました。秘密の一端を突き止め、論文を発表した2人の日本人研究者が自ら解説します。全地球規模で凍結状態となる「スノーボールアース」は、少なくとも2回、どちらも6億年以上前に発生しています。その原因については異常な火山活動などさまざま仮説が唱えられていますが、新たな可能性を指摘する研究が登場しました。このほか、身近にある「永遠の化学物質」PFAS、マツゲハブの5つの新種、19世紀の欧州で大流行した医療用ヒルなどの記事をお届けします。