【北京1日共同】高村正彦外相は1日、北京市内で中国の楊潔☆外相と会談した。焦点の東シナ海のガス田開発問題については具体的進展はなかったが、両氏は「何が何でも解決しなければいけない」との認識で一致し、今後も精力的に協議を重ねていく方針を確認した。

 会談終了後、高村氏は「今まで以上に突っ込んだやりとりをしたが前進があったとは言い難い」と記者団に述べた。

 また高村氏は北朝鮮による拉致問題進展に向けた中国側の協力を要請。これに対し、楊氏は「(日朝が)互いに話し合いで解決することを支持する」と答えた。

(注)☆は竹カンムリに后の一口が虎