[オランダがインドネシアで行った植民地政策の特徴を挙げれば、次の諸点である。]

1・ オランダの安全と利益に関係のない限り放任して、人民を文盲のままにして置き
各地の土候(サルタン)を使って、間接統治したこと。 つまり、徹底した愚民化政策を敷いた。

2・ 才智にたけたアンボン人とミナハサ人とバタック人を訓練し
キリスト教に改宗させて優遇し、警察官や軍人として登用した。
そして、気に入った女を見つけると野獣のごとき性欲を満たすために強姦、
結果生まれてきたオランダとインドネシアの混血児を中間支配階級として使い、民族の分断を策した。

3・ 社会の流通経済は華僑にやらせ、経済搾取による
インドネシア国民の憤慨と憎悪は華僑に集まるように仕向けて、オランダ人はいい子になり通した。