【市街地の73%が焼け野原】と化し【国宝に指定されていた岡山城の天守閣や
蓮昌寺の伽藍を始めとした中世から近世に掛けての文化財も失われた】

一方のアメリカ軍は7月上旬、岡山市を上空から偵察し岡山市の破壊面積率を63%とする報告を行った
これは、当初アメリカ軍が1回の空襲によって破壊を計画していた面積の119%にあたるものだった

7月24日には四国沖に侵入した空母「シャングリラ」の【空母艦載機12機による機関銃掃射】によって
岡山市をはじめとした県南部の操車場や運行中の列車が攻撃を受け乗り合わせた【市民ら44人が犠牲になった】
この空母からの艦載機による空襲は長らく目的が不明とされていたが
鳥取県の境港市に所在した日本軍の航空基地攻撃のために出撃し、帰艦途中に攻撃したものであることが明らかになった