*ハイチの政情不安と米国の関係*

ハイチは、1915年から1935年まで米国に占領されている
1991年以降、二度にわたって米国政府はハイチの内政問題に干渉し
民主的に選ばれたジャン=ベルトラン・アリスティド大統領を追い出し、ワシントンが設置した独裁者に入れ替えた

アリスティド大統領は、残酷なIMFの緊縮財政の強要に反対していたのである

冷戦の時代には、ワシントンは「反共産主義者」フランソワ・デュヴァリエ
後に彼の野蛮な息子ジャン=クロード・デュヴァリエの独裁政治を支援した
彼の政権下で約6万人の「共産主義者」国内反対勢力が殺された

【ハイチの人々は、米軍の存在を少しも歓迎していない】