「赤座あかりを自殺させる方法」を考える [無断転載禁止]©2ch.net

[0001 名無しの七森 2016/07/10(日) 23:36:41.73]

あかねを殺せば後を追うように死ぬ

[0151 名無しの七森 2016/08/07(日) 00:51:13.37]

ホームレスのニュースを目にしたあかりちゃんが持ち前の天使っぷりを発揮して炊き出しのお手伝いに参加
なんどもお手伝いするうちに他のボランティアスタッフ達とも仲良くなりホームレス達からもかわいいねぇかわいいねぇと可愛がられるように
そのうちごらく部や生徒会の面々にも活動がバレ、京子の思いつきによりみんなでボランティア活動しに行くことに
だが、ボランティア中にちなつがつい「この人くさい！」と言ってしまう
不幸なことに前日は祭りがあったため、多くの酒がホームレス達にも振舞われていた。酔っ払い理性を失っていたホームレスの1人が怒り、ちなつをレ○プする
騒然となる現場、泣きじゃくるちなつ…その日は解散となった。

[0152 名無しの七森 2016/08/07(日) 00:51:41.01]

翌日、被害者への配慮や主犯が大人の事情により逮捕できなかった関係で事件は報道されなかった。
しかし残念ながらすでに事件は学校中に知れ渡ってしまっていた。もちろん、なぜそんなところにいたのかまで。
自分のせいだと思いつめるあかりだが、結衣にあかりのせいじゃないと慰められ一時は立ち直る。
事件以降不登校になったちなつへ、あかりの提案により結衣が面会しに行くことに。だがそれが却ってちなつの心を傷つけてしまった。結果、ちなつは部屋からも出られなくなってしまう。あかりはより自分のせいだと思うようになってしまう。

[0153 名無しの七森 2016/08/07(日) 00:52:26.84]

一方京子は自分の思いつきでちなつを傷つけてしまったことを後悔し、ホームレスに復讐を誓う。
ホームレスの襲撃には成功した京子だが、補導され、--相手が悪かったのもあり--家裁から即少年院へ。

[0154 名無しの七森 2016/08/07(日) 00:53:05.02]

京子が思いつめる可能性に気づかず、あかりのケアしかしなかった自身を追い詰める結衣。最愛の人と遠く離れてしまった悲しみで七森中へ行けなくなってしまったこと、事件のこともあり心配した両親のすすめで結衣は転校してしまう。

残されたあかりは、みんなが傷ついたのもごらく部が崩壊したのも全て自分の責任だと思いつめるようになる。

[0155 名無しの七森 2016/08/07(日) 00:53:58.15]

事件が報道されなかったこともあり、その頃学校では次第に「いつもいじめられていたあかりが、ちなつや他のごらく部メンバーへ復讐のためにホームレスをたきつけた」といった噂が流れるようになってしまう。

当初はあかりを慰めていたが、あかりから「全てあかりのせいだ」という懺悔を聞いた生徒会メンバーも次第に例の噂を真実なのではと考えるようになってしまう。

[0156 名無しの七森 2016/08/07(日) 00:54:51.55]

その頃、ちなつのことで悩んでいたともこはあかねに相談をしていた。「あかりちゃんは悪くない。でもちなつもこのままだと心配でどうすればいいかわからない」というともこに、あかりのことが心配で憔悴しきっていたあかねは身体を許してしまう。互いに慰めが必要だった。

しかし、あかりはその現場を目撃してしまう。事件のせいで性行為全般に嫌悪感を抱いていたあかりはついに姉からも見捨てられたと考えてしまった。

自分のせいで幼馴染とは離ればなれになり、親友の心をズタズタにし、友達からも信じてもらえず、姉からも見捨てられた…あかりはふらふらとした足取りでごらく部のあった茶道部室へ向かう。

[0157 名無しの七森 2016/08/07(日) 00:55:34.30]

誰もいない茶道部室に1人佇むあかり。ふと押入れを開けると、京子が置いていったガラクタのなかに七輪があった。

ガムテープで目張りをした部室であかりはなれない手つきで炭に火をつける。

みんな、ごめんね…薄れゆく意識の中であかりが最後に呟いたのは、懺悔の言葉だった

完