ちなあか←わかる 結あか←わかる 京あか←分からない [無断転載禁止]©2ch.net
結衣はクモの話とかでもあかりに依存してるとこあるけど
京子はイジメしかしてない気がする 京子が明るくなったのはあかりに振り向いて貰う為説
京子があかりをいじるのは愛情表現が上手く出来なくて説 結衣やあかりにずっと守られた京子が自立する為に明るく振舞う様にした説 幼なじみなんだからもっとねっとりした京あかがあってもいい 小6の卒業式でこれだったのに中学の一年間で何があった ゆるゆり1話であかりが「(あれ京子ちゃんってこんな性格だったっけ?)」と突っ込むレベル >>27
この左の子の腋をペロペロしたい
ワキガでも関係ない 少なくとも中一の京子は今の京子と変わらないのに
変わったタイミングはいつなんだろう あれはあかりの入学直前だったから3月頃の話
4月に入学してから翌年の2月までの間に何かがあったんだろう コミック百合姫2016年3月号
109★卒業、そして。 シリアス京あか成立させるならこんな感じか
結衣が小6卒業式の時の京子の思い出話をする。それをネタに盛り上がり、でも結局あかりがオチを持っていく…そんないつも通りのごらく部だった。
だが、ちなつはそのことをきっかけに結衣がいつか自分より先に中学を卒業してしまうことを強く意識するようになる。 中学を卒業したら、きっと京子は結衣と同じ高校に行くだろう。
京子は結衣の幼馴染だ。そしておそらく、京子は結衣のことが好きだ。ただでさえ出遅れている自分が、さらに1年もブランクを開けてしまったら…間違いなく不利だ。
このまま行っても勝ち目がない。ならば、先制する必要がある。
自分が結衣に告白することで、ごらく部の関係は崩れるかもしれない。
だからと言って自分の気持ちを無かったことにできる?…それは無理だ初めからとわかっていた。
ごらく部は大丈夫。あかりちゃんがいる。あかりちゃんがきっとなんとかしてくれる。
ちなつは決意を固めていた。 一方その頃、千歳も悩んでいた。
最近、綾乃と京子のカップリング妄想中、自身が京子の視点にいることに気がついたのだ。
そう、綾乃が京子とくっつくのが見たいのではなく、友人の恋を応援したいわけでもなく、千歳自身が綾乃を好きだということに気づいたのだ。
京子はモテる。学内はもとより学外にもファンがいる。結衣というライバルも大きい。
奥手な綾乃が、この争いに勝つことはできるのか?…ひいき目に見ても可能性はほぼゼロだろう。
自分はどうか。ウチが綾乃ちゃんに告白して良い返事をもらえるやろか?
残念ながらそれもまた、低い可能性と言わざるを得ない。
だが、やっと気づけた自分の気持ちにもう嘘はつきたくない。
千歳も決意を固めていた。 初めに行動したのは千歳だった。
「ウチ、綾乃ちゃんが好きなんよ。
照れてる綾乃ちゃんが、頑張ってる綾乃ちゃんが、
笑顔の綾乃ちゃんが…。
でもな、自分でも知らんうちに綾乃ちゃんへの想いを気付かへんふりしてたんや。
ウチのこの気持ちは、綾乃ちゃんの幸せを願うために使うもんなんやて、勝手に決め付けててん。
…でももう、それも限界やったみたい。
気付いてしもたんよ、本当の自分の気持ちに。
付き合うて下さいとは言われへん。
ウチを好きになって欲しいなんて思われへん。
ただ…ウチが綾乃ちゃんのことを好きやっちゅうことだけは、伝えないかんと思たんよ。
だから…聞いてぇな。
…綾乃ちゃん、好きや。めっちゃめちゃ好きや。
愛しとる。」 千歳の想いを受け止めた綾乃は全てを察した。
彼女は、好きだからこそ私の恋を応援してくれていたのだと。私の幸せを何より願ったからこそ、自分は身を引いていたんだと…。
「…千歳ぇ…!」
綾乃は、京子に恋をしている。間違いなく掛け値なしの恋だった。
だが、今はもう目の前の少女が、何よりも愛おしくてたまらなくなっていた。 千歳と綾乃が付き合い始めたことは、りせによってすぐにバレた。
向日葵は櫻子に箝口令を命じたが、既にあかりとちなつへは伝わってしまったあとだった。
最終的に、このことは生徒会とごらく部の間の秘密ということになった。
ちなつは正直に言って千歳の恋が実るとは思っていなかったため、に大きく衝撃を受けた。
そして、結衣へ告白するための強いきっかけにもなった。 同じ頃、結衣は京子に倦怠期を感じていた。
一人暮らしにも慣れ、京子が来ることも日常となりつつある。
京子は成長して、泣き虫京子からは想像もできないくらいアクティブになった。
もう船見結衣という騎士はいらないのだろう。
そう思うと、少しの寂しさを感じつつも、京子への興味が徐々に薄らいでいった。 千歳の次に行動したのはちなつだった。
きっと恋は実らないだろう。
でも、私は結衣先輩が好きだ。自分は諦めるために告白するんじゃない。
気持ちは伝わるのか、伝えてどうするのか。どうなるのか。
このままは嫌だ。嫌われても嫌だ。結衣先輩、結衣先輩…。
言葉になりきれなかった様々な想いが肩を震わせ、涙となってちなつの頬を伝う。
その瞬間、船見結衣は理解した。ああ、守らなければならないお姫様がまだここにいるじゃないか…。
結衣はちなつをそっと抱きしめた。 その日、結衣は京子に電話をした。
ちなつから告白されたこと、それを受け入れたこと、
京子が可愛がっていたちなつを恋人にしてしまい少し悪いと思っていること、
これからはちなつとの時間を優先したいと思っていること、
自分に恋人ができて寂しい思いをさせてしまうかもしれないが今の京子なら大丈夫だと信じていること
結衣の報告に、京子は力なく返事をするしかなかった 歳納京子は学校へ行きたくなかった。
ちなつのことは残念だが、元々恋という気持ちではなかった。
結衣だって綾乃だって大切な友達だ。友達が幸せになったなら、自分だって幸せなはずなのに。
自分でもなぜかわからない。
わからないけれど胸が痛い。怖い?辛い?…不安?
それでも、結衣に大丈夫だと言われた自分を裏切るようなマネだけはしたくなかった。
いつも通りみんなを振り回し、普段以上に努めて明るく振る舞った。
そんな日も数日は続いた。
だが、日が経つにつれ、次第に結衣もちなつも綾乃も千歳も、茶道部室に来なくなっていった。 「京子ちゃん!」
「あ、あかり…」
「えへへ、アリさんに餌やりしてたら遅くなっちゃったよぉ〜。それじゃあ、今日は何して遊ぼっか?」
「…あ、あかりは…あかりは、影が薄いからなぁ〜!2人で遊んでも、1人で遊んでも変わらないんじゃないかぁ〜?w」
「えー!京子ちゃんひっどーい!あかり、ぷんぷんだよぉ〜」
「ま、しゃーない!今日のところは影の薄いあかりと2人で遊んでも大丈夫な遊びを…遊びを…」
「…京子ちゃん…?」
「2人…2人だけ…」ポロポロ
「京子ちゃん…」
「…結衣もちなつちゃんも綾乃も千歳も、みんな大事な友達なんだ…。
友達が幸せなら私も幸せなはずなのに、なんでか心が…心が痛いよ…。
辛いよ…さみしいよ…
せっかく…友達がたくさん増えて…そこには結衣がいてあかりがいて、みんな楽しく笑っていて…
ごらく部の毎日が楽しくて、私はずーっと今のままが続けばいいのにって思ってたのに…」ポロポロ
「…」
「あかりちゃん…あかりちゃん…こんなのやだよぉ…!やだよぉ…!………うわあぁぁぁああぁぁん!!」 ポロポロ
「京子ちゃん…辛かったね…よく我慢したね…」ナデナデ
「あかりちゃん…!あかりちゃん…!」ヒッグヒッグ ―――
――
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「……京子ちゃん、落ち着いた?」
「…うん…ごめん。ありがとう……。あかりに、恥ずかしいとこ見られちゃったな」タハハ
「ううん…大丈夫だよぉ」
「なんかさぁ…結衣とちなつちゃんが結ばれて、綾乃と千歳も結ばれて、そのうち自分ひとりぼっちになっちゃうんじゃないかーって考えたら怖くなっちゃってさ…」
「…あかりもね、本当はちょっぴり寂しかったんだぁ」
「…え?」 「京子ちゃんとおんなじだよぉ。あかりも、1人はいやだよぉ…」
「…そっか…」
「でもね、京子ちゃんは安心していいよぉ」
「…なんで…??」
「あかりはね、ぜったいに、ぜーったいに、京子ちゃんを1人になんかさせないもん!」
「あ、あかりぃ…!」
「だから、京子ちゃんはひとりぼっちになんかならないよぉ!」
「…わ、わたしも!」
「…?」
「わたしも、あかりをひとりぼっちなんかさせない!例えあかりが…どこかに紛れてしまっても、わたしが、必ず、絶対に見つけ出す!」
「京子ちゃん…」
「影の薄いあかりのことを見つけ出せるのなんて、主人公の歳納京子ちゃんしかおりませんぞ〜?w」
「もう!京子ちゃんてば!」
「へへ…ごめんごめん…。……なぁ、あかり…これからは、わたしたち、ずっと2人ぼっちでいような」
「…もちろんだよぉ!京子ちゃん!これからもずーっと、2人ぼっちでいようねぇ!」
完