櫻子「おーい向日葵!ヒマだ付き合え!」 [無断転載禁止]©2ch.net
向日葵「私は暇じゃありませんの。櫻子こそ宿題をしたらどうですの。」 櫻子「なんだよ!最近そういうのばっかり!つーきーあーえーよ、ひーまーわーりー!」
向日葵「あなたねぇ、中学生にもなって何言ってるんですの」 櫻子「せっかくの夏休みだろ!虫とりとかさ!ザリガニ釣りとかさ!あっそういえば海も行きたいなぁ」
向日葵「小学校のプールなら解放されてるんじゃなくって?」 櫻子「小学校かーそういえば卒業してから全然行ってないや、先生元気にしてるかなー?」
向日葵「先生は赤ちゃんができて育児休暇を取ったみたいですわ」
櫻子「赤ちゃんかー先生の赤ちゃんかわいいんだろうなー、会いたいなー」 櫻子「中絶してくれてほんとうにありがとう」
向日葵「そこはありがとうじゃないよね」
櫻子「ごめん、だね」 59799fb2e94820e5e36ebfdfaf292bdcf16ef0c717e28d67f5 14fe63fcb9687bf15bc9ae81603b197720e4189ef30f696430 26aedffeedc54d0d03778eac61994517d2ec0bc6d687578098 385355202c5d0cba67610ae89be513fefb9eb8632e30aa7318 4c0e8d10e7804bb52994cdc2aa19947014d8b31a458216db77 向日葵「先生の住所はわかっていますの?」
櫻子「へっへー櫻子様をなめるなよー。担任の先生には毎年年賀状出してるんだー!向日葵にも送ってる手書きのやつ!今年は生徒会のみんなやあかりちゃん達にも出さなきゃ、手が疲れちゃうよー」 向日葵「そういえば最近赤座さん達見かけませんわね、どこか旅行にでも行っているのかしら」
櫻子「なんか東京の方である漫画を買ったりコスプレするイベントに行くって言ってたー。あたしも誘われたけどおじいちゃんち行かなくちゃ行けなくてダメだったんだよねー」
向日葵「そんなイベントだったんですの。歳納先輩からどうしても着てほしい衣装があるって言われて着せられたまま連れて行かれそうになりましたわ」 櫻子「なんだ行けばよかったじゃん」
向日葵「あのねぇ、その時は夕飯の買い物をしなくっちゃならなかったんですの。楓がどうしてもハンバーグ食べたいって聞かないもんですから」
櫻子「その話聞いてないぞ、あたしも向日葵のハンバーグ食べたくなってきた。ねぇ作ってー」 向日葵「あなたはどこまでおバカなのかしら。でもハンバーグくらいなら櫻子でも作れそうですわね。」
櫻子「やったーハンバーグだー!姉ちゃんに今日はご飯いらないってメールしなきゃ!」
向日葵「あなたも作るんですのよ、材料は用意してあげますから」 櫻子「えー、やだーめんどくさい、暑い、プール行きたーい」
向日葵「ほんと櫻子ってば・・・そうですわね、一度小学校へ行ってみるのもいいかもしれないですわね。その後お買い物して、ハンバーグ作りましょう」
櫻子「えー、プールは?」
向日葵「プールは赤座さん達が帰ってきた時に市民プールへ行きましょう」 櫻子「あそこ滑り台もあるからなー。わかった!よし、向日葵。一緒に懐かしの小学校へ行こう!」
向日葵「こちらも一段楽しましたし、ちょっと行ってみましょうか。櫻子、虫除けを出しますからちょっと大人しくしなさい」
櫻子「虫除けは冷たくてスースーするし、汗かいたら流れちゃうし、あんまり意味ない気がするんだよねー」
櫻子「そんなこと言わないで、しないよりはマシでしょう。はい、水筒も持ちましたし鍵もかけましたし。櫻子、行きましょうか」 櫻子「そういえばここ懐かしいな、集団登校ここで集まってたんだよね」
向日葵「どっかの誰かがいつもギリギリで来るせいで、やきもきさせられましたわ」
櫻子「あれは姉ちゃんと花子が悪いの!洗面台の鏡の前ぜんっぜん動かないし、私が行きたい時には絶対トイレしまってるんだもん」
向日葵「それはあなたが早く起きないからでしょ」 櫻子「向日葵っていっつも先にいていっつもそわそわしてたから朝弱いんだと思ってた」
向日葵「誰のせいだと思ってるの。私だって櫻子hなんてだらしないのかしらと思っていましたわ。今も全然変わってないですけど」
櫻子「ふーんだ。向日葵だってそのおっぱい以外全然変わってないくせに」
向日葵「あらあら、何も変わっていない人には言われたくありませんわね。中学生になったんですから少しは計画を立ててみるとか」
櫻子「あー公園だ!」 向日葵「こらこら話の途中ですのに、そういうところも変わっていないんだから」
櫻子「向日葵ー!ジュース買おう!何がいい?私は炭酸がいいなぁ」
向日葵「私は水筒を持ってきているのでいりませんわ。そっちのベンチで座って待っておきますわ」
櫻子「」チャリンチャリンチャリン、ピッ、ガシャコン、ピピピピピピ、ピピー
櫻子「当たった!すげえ!最近いい子にしてたから神様が見てたんだきっと!」 櫻子「向日葵ー。ジュース当たったー!」
向日葵「よかったですわね。暑いんですから早くしなさい」
櫻子「せっかく当たったんだよ。向日葵は当たったとこ見たことあんの?」
向日葵「ないですけど、あなたさっきからなんの目的で歩いているのか忘れてるんじゃありませんの?」 櫻子「知ってるよー。小学校に行って、先生の赤ちゃん見せてもらうんでしょ?はいこれ、炭酸じゃないほうがよかったでしょ?」つカルピス
向日葵「そうですけど、別によかったんですのに」
櫻子「いいだろ、こうやっていいことしたらまた当たるって。神様は空の上から見てるんだから」
向日葵「そうでしたら先にこの日差しをどうにかしてほしいですわ」