結衣に内緒で楓に会いに行ったまり
だが、楓と話している最中にまりの後をつけていた結衣に見つかってしまう

まり&楓「あぁ・・・あ・・・」
あまりの恐怖に体を震わせる二人
だが、結衣は笑顔でまりに語りかける
結衣「まりちゃん、こんな所で何してるのかな?」
まり「ひぃ・・・」
結衣「そんなに怖がらなくて良いんだよ、まりちゃん。お姉ちゃんは隣の子に用があるから」
楓「!?」
楓に歩み寄る結衣
まり「やめてっ!楓ちゃんに酷いことしないで!」
まりの声を無視して結衣は楓の前に立ち止まる
結衣「古谷楓ちゃんだよね?ほんとよく似てるね、・・・あのクソ女に!!」
結衣の表情が豹変し、楓のお腹を思い切り蹴る
楓「?!!」
今まで味わった事のない強い衝撃を受け、後ろに倒れる楓
結衣はすかさず楓に馬乗りになり胸ぐらを掴む
結衣「ねえ、楓ちゃん。この頭のキズ何だか分かる?」
楓「・・・・・・(涙)」
結衣「君のクソ姉に木刀で叩かれて出来たキズなんだよ。痛かったなぁ、危うく死ぬとこだったよ!」
楓の頬を殴る結衣
楓「痛い!!痛いよぉ・・・(涙)」
結衣「ホントお前の顔見てると、あのクソ女思い出してムカつくんだよ!!」
楓の顔を何度も殴り続ける結衣
あまりの痛みに泣き叫ぶ楓
だが、叫べば叫ぶほど結衣の怒りに火をつけてしまう
結衣「うぜーんだよ!!」
結衣は楓の髪を掴むと頭を地面に何度も叩きつける
その凄惨な光景にまりはただ目を背ける事しか出来なかった

結衣「ハァハァハァ・・・!」
どれ程の時間が経っただろうか
楓の顔は原形をとどめない程に赤く腫れ上がっていた
結衣「フン、ざまあみろ!ペッ!」
動かなくなった楓に唾を吐きかける
結衣「さあ、まりちゃん帰ろうか」
まりの方を見ると既に失神していた
結衣「全く世話の焼ける子だな、おしっこまで漏らして。まあ、これでもうアイツとは遊ばなくなるだろ。・・・そうだ楓の無様な姿をあのクソ姉に見せつけてやろうかな?アイツどんな反応するだろ?」