声優と夜あそびの人気が下降してきたのは、声優さんには「非数量的な専門性がある」という幻想が消え失せたのが大きいと思います。

大学の講師の雑談が不思議と面白かったように、専門性のある雑談は楽しいものです。
しかし、声優さんには専門性がありません。

受け手にしてみると、イケメンの声はイケメンがアフレコし、美人の声は美人がアフレコするのを望みます。
作り手にしてみても、イベント等で収益をあげることを考えると、イケメンや美人を起用せざるを得ません。

整形をして、イケメンや美人になれさえすれば誰でも声優さんになれるので平等だと言えます。しかし、そこには専門性のかけらもありません。

地上波の番組と競争するには低予算で、個人のYouTuberと競争するには予算を使い過ぎで、おまけに演者には専門性がない。
いったい誰が、こんな番組を視聴するというのでしょうか。

しかし私はオバサンなので、水戸黄門のように毎週似たような話をし、毎週同じ企画をする、声優と夜あそびが大好きです。
これからも、末永く番組が続くことを祈っております。