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 元テレビ朝日法務部長の西脇亨輔弁護士によれば、

「18歳未満との男女の関係は『淫行』として青少年保護育成条例に違反する場合があります。結婚を前提とした『真剣交際』等は除外されますが、『単に性的欲望を満足させるため』だと条例違反というのが最高裁判例の基準です」

 この問題を語る上で、忘れてはならないのは若新氏がA子さんと別れた後の14年、福井県鯖江市で「JK課」をプロデュースしたことである。

 そのネーミングと、地方創生にあたって女子高生に街づくりを託すという斬新なアイデアで、彼は一躍メディアの脚光を浴びた。事業や、若新氏と女子高生たちとの交流は10年経った今も続き、若新氏のSNSには、女子高生と「お泊まり会」やカラオケの会を催し、親しく触れ合う写真が数多くアップされている。

 2時間の取材に応じた若新氏は、自分からA子さんを誘い、2~3回目のデートで関係を結び、それから約1年間交際していたこと、オーバードーズ騒動があったことについては認めた。だが、浮気については否定。自宅に寝泊まりさせていたことは認めつつも、「合鍵までは渡していない」と一部否定した。

 金を無心していたことについては、

「お金を僕がですか? それは交際のなかで、例えば夕食をご馳走して、今日僕、いっぱいご馳走したんだから、デザートくらい奢ってよみたいなやり取りはあったとは思いますよ」

 などと、実際に受け取ったことまではないと否定した。