液体の中をただよう固形物がきらきらと光るスマートフォンケースについて、国民生活センターは21日、ケースから漏れた液体が皮膚につくと化学やけどを負うおそれがあると発表した。
「液が漏れたらすぐに使用をやめ、皮膚についたら洗い流してほしい」と注意を促している。
    
センターによると、「漏れた液体でやけどをした」「皮膚がかぶれた」といった事例が昨年以降5件寄せられた。
インターネット上でもやけどの体験談が広まり、話題になっていた。
これを受けてネット通販で売られている4製品を調べたところ、ウサギによる実験で、いずれも皮膚障害が生じる可能性があることが確認された。
うち3製品は2週間後もやけどのあとが残るほどの強い刺激性があったという。
    
液体の成分は主に「鉱油」や「鉱物油」と表示されているが、詳細な成分は不明だった。
    
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160421-00000051-asahi-soci