みんなでよく描けたと思う落書きをあげてくスレ part3
空気が湿っぽい。水の匂い。
明るい。日が昇ってる…まずい、急いで露を集めなきゃ…
「おや目が覚めたようだね。今先生呼ぶよ」
https://i.imgur.com/e468YxP.jpeg
いろいろ途中省略して、移動ICUに収まって容態安定したとこ。
言葉どうしよう。謎理屈で通じちゃうか、現実的に似てるけどちょっと違う印欧風語にしとくかなー。 お手上げだ。
半径500kmに誰も住んでないはずの地域に子供が二人現れたら只事じゃない事くらい判るだろ。
ふたり共さっぱり意思疎通ができない。国籍も言語も判らないんだ。特に女の子の方はずっと泣き止まない。
とにかく専門家をよこすかさもなきゃ受け入れ先を探してくれ。ここでは適切なケアができそうにない。
https://i.imgur.com/WyP2hML.jpeg あーもうこんな時間。寝なきゃ。
模写じゃなくて脳内モデルさんですな。しばしばびっくりするほどクリーチャー化する特徴があるですよー。 この子達が育ったのは砂と岩しかない辺疆の地。絶滅寸前の超少数民族で長く外界との交流は途絶えていた。
それが突然明るく清潔だが強烈な消毒液の臭気と機械の作動音が満ちた病室にポツンと置かれたと思いね。どうなるかな。
言語も生活習慣も全く異なる。食事(ひどい臭いと濃すぎる味)はもちろん排泄に至ってはね(想像するだに恐ろしい)…。
とにかくこの子達は防衛反応をとった。外敵から身を守るための要塞化と、そこにパーソナルスペースを主張するために自分の匂いをふんだんに擦り付けた。
しかし目下の急務は体表の老廃物だ。乾燥地帯では風呂(存在を知らない)に入らなくても垢やフケはかってに剥がれ落ちていた。ここではそうはいかない。
汗は蒸発が遅く皮膚を伝って流れ溜まり、半径30mに肥沃な栄養分の存在を示し始めていた。結果、カビや寄生生物達が猛烈に勢力を主張し始めて…。
前:https://i.imgur.com/fj1MKNd.jpeg
後:https://i.imgur.com/f8UMU3u.jpeg
さてオオゴトになっちゃったどうしよう。