>>967
今明らかになっているのは、
http://qb5.2ch.net/test/read.cgi/operate/1087199303/53
にあるように、apache-2.0.xのCGI周りにメモりリークの問題がある
ということだけ。この問題は、最悪のケースで、CGIの出力4096バ
イトごとに32バイトずつのメモリがリークするというもの。

なので、apacheの設定変更で改善の兆しが見えるということは、
メモりリークの影響がシステム陥落の引き金の一つになっている
らしいことはうっすらと見えてきた。

read.cgiを有効にしていると、これまたシステム全体が落ちやすくなる。
ということは、read.cgiも引き金の一つのようだ。ただし、read.cgiを
動かしただけで落ちるわけじゃないので、read.cgiが直接システムを
落としているわけではない。古いread.cgiのソースを見る限り、
read.cgiはDATファイルをmmap()し、要求された部分をhtmlソースと
して出力するCGIプログラムで、特徴としては、実行終了までDAT
ファイルをmmap()し続けるというあたり。つまり、プロセス終了まで
の間、仮想メモリをDATファイルサイズ以上握りっぱなしになる。
なので、処理中のread.cgiプロセスが溜まると、仮想メモリの消費
量が増える。

fox.cgiもたしか仮想メモリを消費しまくるものだったように記憶している。

以上から乱暴に予想すると、FreeBSDの仮想メモリ周りにバグが
いるんじゃないかな。実メモリが不足し始めるあたりで落ちている
のかも。……とすると、mmap()版と非mmap()版のread.cgiの影響
はシステムへの負荷のかけ具合という点でやや違いがある可能
性はある。