【365Main】 回線増速(ニュー速とかお引越しのご案内)
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PIEの回線が近々増速します。 PIE(200Paul) -(8G)- PIE(365Main) -(8G)- PAIX PIEとピアリング(at PAIX)したい人は ここにコンタクトしよう http://pie.us/ このさい、ニュー速とか365Mainに引っ越そう。(人柱ともいう) 新しい場所 365 Main St San Francisco, CA 94105, USA http://www.google.co.jp/maps?f=q&hl=ja&q=365+Main+Street+San+Francisco,+CA+94105&ll=37.788709,-122.390801&spn=0.00209,0.005322&t=k&om=1 ○ 今回、何が起こるのか? まず、今回何が起こるかを書く前に、理解のために現状をまとめておきます。 現在 PIE には、以下の2つのロケーションがあります。 1) 200 Paul 5F 200 Paul Avenue 沿いにあるデータセンターの 5F です。 ここは PIE が最初に展開したところです(*1)。 ここには、3桁番台の banana サーバ、tiger サーバ、cobra サーバが存在しています。 ただし、一部のサーバは作戦の都合上、XO ロケーション(後述)に移動しています。 (*1)実は2004年4月1日に 200 Paul 内部で引っ越しをしています。 2) 200 Paul 2F (XO ロケーション) PIE の成長に伴い、同じビルの 2F にロケーションが拡張されました。 通称、XO ロケーションと言われています。 ここには、2000 番台の banana サーバ、tiger サーバが存在しています。 管理人が電車男の本の売り上げで確保した携帯用サーバと高性能スイッチ、 また雪だるま作戦のサーバ群は、ここに存在しています。 対外的な接続 プロバイダが別のプロバイダと相互接続をする場合、大きく分けて3つのパターンがあります。 1) トランジット 相手側のプロバイダにお金を払って、PIE のトラフィックをインターネット全体に 運んでもらう、つまりインターネット全体から PIE への接続性を確保するために 利用するものです。 トランジットは通常、tier-1 と呼ばれる、広域ネットワークを保有しているところから 購入することになります。つまり、tier-1 は原則として一部大手プロバイダのみに 限定される、ということになります。 現在 PIE では、2つの tier-1 プロバイダからトランジットを購入しているようです。 2) ピアリング(プライベートピア) 互いに仲良しのプロバイダ同士の場合、お互いのプロバイダの間で 対等の立場で接続するための接続を持つ場合があります。 このような接続を「ピアリング」といいます。また、二者が占有的に使用するため、 後述する 3) の IX 接続に対し、「プライベートピア」と呼ばれることがあります。 この場合、接続にかかるお金は、お互いに話し合って決めます。 たいていの場合、折半することが多いようです。 (続く) (続き) 3) ピアリング(IX接続) トランジットを購入している tier-1 に払うお金は、一般的に転送量で 決められることが多いので、プロバイダとしてはできるだけ多くのプロバイダと ピアリングを持つことで、tier-1 に払うお金を減らすことができます。 また万一 tier-1 のネットワークにトラブルが発生した場合でも ピアリングにより直結していれば、そのプロバイダとの接続性に影響を及ぼさなく なります。 ということでできるだけ多くのプロバイダとピアリングをしたほうがいいのですが、 多くのプロバイダとプライベートピアを持つためには、その分の回線を その都度用意しなければならず、一般的ではありません。 そこで「ある程度成長したプロバイダ」は、お金を払って、 Internet Exchange (IX) と呼ばれる「相互接続所」への接続を購入します。 IX は「ピアリングのための場所」を提供するところで、例えば日本だと JPIX や JPNAP、米国だと PAIX や NYIIX、欧州だと AMS-IX や LINX 等が有名です。 (続く) (続き) IX に接続したプロバイダは、同じ IX に接続しているそれぞれのプロバイダと、 個別にピアリング交渉をして、お互いの合意のもと、ピアリングを行うことができます。 この場合ピアリングに対してどちらかが料金を払うことにするのか、 あるいは対等とみなして、互いにお金を払わないことにするかどうかは、 接続する当事者間で、個別交渉して決めることになります。 いわゆる「パワーゲーム」ってやつです。 PIE はこれまで IX には接続していなかったようですが、 今回確保する 365 Main という新ロケーションで、 世界最大級の IX のひとつである PAIX への接続を、確保するようです。 ダークファイバー 通常、離れた場所を接続する場合、プロバイダが提供する専用線を買う ことになります。 しかし、自分が光ファイバーに直接接続できる機器を持っている場合、 光ファイバーを使う権利だけを購入し、自分が持っている機器を接続できれば、 専用線の会社の機器を使用する必要がなくなるため、その分安く上がる ことになります。 このような用途に使用可能な光ファイバーとして、ダークファイバーというのがあります。 ダークファイバーの名前の由来は「敷設されているけどまだデータが通っていない」 つまり「光がない = 暗い = dark」が由来です。 ということでようやく、今回何が起こるのかの説明に入ります。 1) 新しい場所の確保 現在の場所とは別のところに、新しいデータセンターを確保します。 これは 365 Main という、365 Main Street 沿いにあるデータセンターのようです。 このデータセンターは、こんなところのようです。 http://www.365main.net/sf_services.html 2) PAIX への接続の確保 365 Main には PAIX の接続拠点のひとつがあります(実は 200 Paul にもあります)。 今回、PAIX への直接接続を確保するようです。 これにより、既に PAIX に接続している多くのプロバイダと PIE との間で、 ピアリングの直接交渉ができるようになります。 ここを見ているかもしれない日本のプロバイダ関係者の方のために書いておくと、 ピアリングをすすめる場合、ここに連絡をとるとよいようです。 http://www.pie.us/?page=peering http://www.pie.us/?page=contact 3) ダークファイバーによる遠隔接続 365 Main - 200 Paul 2F 間の接続は、ダークファイバーにより確保するようです。 4) 従来の場所のうち、200 Paul 5F の廃止 従来の場所のうち 200 Paul 5F を廃止します。 5) 従来の場所から新しい場所へのサーバ・ネットワーク機器の移設 廃止される場所にあるサーバは、別の場所に移動する必要があります。 また雪だるまサーバのように、現時点で電源容量が限界にきているラックもあります。 200 Paul 内で 5F → 2F に移動するだけで済むものもかなりある気がしますが、 少なくとも雪だるまサーバは、365 Main に移動する必要があるようです。 ふぅふぅ、とりあえずこんなところで。 一気に書いたので、間違っているところや不適切なところがあるかもです。 突っ込み、訂正大歓迎で。 とりあえず、おふろ入ってきます。 「365Mainと200Paulでもしもの時のリスクが分散できる」ともJimは言ってましたが、 私の持論としては「意味無いんじゃねーの」「コスト増なんでねーの」というのがあるのですが 飲み込んでおきました。 ご存知のようにサンフランシスコは世界有数の地震が多い町のひとつで ひとたび起これば・・・ 巨大なのよ。 そんときはどっちも駄目な気がするですね。 >>177 どっちも駄目は、あるかもしんないですね。 いちおう >>174 の Web Page をみると、365 Main では、 「1000年に1度の巨大地震でも大丈V」とか、豪語していたりするようですが、、、。 # ふろふろ。 Seismic Safety 365 Main facilities are located in seismically safe environments. 365 Main has the most comprehensive protection including 98 friction-pendulum base isolators that allow significant horizontal motion without damage. Built to withstand a “once-in-a 1,000 year earthquake,” making 365 Main the safest colocation option. ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
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